雷神域の英雄

雷を制す者、世界を統べる王となる

うぉ？！？！？！？！？
六柱のお声ではない 混声斉唱だ

グラサン界において
温度なく美しい和音包み込んでくる
混声コーラスといえば

神の声、お告げ、預言とその恍惚たる信仰心、、、なのか？

激やば間奏

群れなす軍馬の足音はティンパニ
宣戦を布告するように鳴り響く鐘
戦場でぶつかり合う武器
巻き上げるストリングスの疾走感

野を朱く染めながら

ここの同じ音を繰り返すストリングスは
混乱する戦場の中で
前へと風を切る後ろ姿のように
鋭く研ぎ澄まされている

何だろう、強いけれど
決して蹴散らしたりしない上品さがある

へぁ？！？！
名前を言ってはいけないあの人でも
渋みのお兄さんでもない男声？！？！？！

どこかで聞いたことがあるような
ないような、、、、全く思い出せない

ビブラートを一切かけない真っ直ぐな歌い方は
何か信念を感じるけれど、少し掠れていて
震えと奥行きと柔らかさを纏って
良い味となっている

茶目っ気というか愛嬌というか
甘いというか
でも爽やかで ちょっとスパイシー というか
天然パーマのように艶やかに癖がある

なんともいえないけれど

文末の子音に乗ってくる独特の色気が
煙草のような重い甘味がある 

いや、この掠れが煙の甘さなのか? 
よくわからないが

そんな「爽やかに甘さを乗せてくるというスパイシー」がクセになる複雑なお声
なんかコーラみたいになっちゃった、、、

言葉にしちゃうと、何か違うんだよな

夕闇へ 暗闇へ

巻き上げるように繰り返すストリングス
レオンティウスさんが闇へと疾っている

何が欲しいのだ

ピアノの和音は踏切の警鐘のように不安定で
点滅を繰り返している

アコギはポロポロと指の隙間から溢れていく

激ヤバ間奏

金管のババババババ↑

確実に、雷光
万人が絶対にストロボを焚く

いや、焚かずにはいられない
間違いない

東方では

停滞する低音のストリングスは
黒雲が立ち込める国運

高音のピツィカートは
パラつき始めた雨粒と変化していく時代の予感

同胞同士が

そして一つひとつ
確信として積み上がっていく音楽

はしりだすストリングスと音楽
そして鐘が鳴り響き
黒雲を穿つ落雷のSE

レオンティウスゥゥゥ！

神託を疑えば

なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ





え？　　　　え？

ゴッリゴリに格好良すぎる

ストリングスはなに？
なんだこのメロディと詩は
危うく意識がトびかける

鉄器の登場とともに
鉄琴が登場？！？！？？！？？！

そして金管？！？！？


風の都に城壁を作っているのは
レオンティウスさんだから
風の盾を食い破るのは鉄器を扱う別人、、、、
そして、運命に牙を剥くだろうと

こんなに格好いいのに
自身に関する不吉な神託？を賜って
解釈に揺れているのか？

そしてこのメロディ、、、、

旋律に惑っている感はなく確信に近い
「私はこのような残酷な運命だ
されど彼女を恐れるな、女神が戦わぬ者に
微笑むことなど決して無いのだから」
ということ、、、？

激ヤバ間奏

トランペット？！？？！？！？！？！？？

？？？？？？？？？？？？？？？？！！！？？？？！？？？！？？！？？！？！？

激ヤバメロディ

そしてこの高音に
フラッターの震えをかけるだと？！？！？！

おかしくなりそう

ほら

おじいちゃんがこっちに手を振ってる
今そっちへ行くよ

わぁ、おじいちゃん
虹色のオカピが横歩きしてるね

この獅子たる唸る咆哮よ
吹いていらっしゃる方も激ヤバだけど

こんなの人間に聴かせちゃダメだよ、Revo

おかしくなっちゃうよ

あんたの脳内で鳴ってて大丈夫でも
私は大丈夫でない

不穏な神託...