神の光・Moiraまとめ

神の光

まま、問いに惑い 解を違え 涙は海へ落つる

イントロはほとんどなく
女声の歌唱から始まり、複雑に響く
神の声に低音が加わり、やがて混声の神託となる

神への畏れを忘れた人間は
神域を穢し続ける

それでも、お征きなさい 仔らよ

これが、、、人間が最後に授かる神託、、、

いや、これこそが万物が生み出される時に
万物が授かる
最初で最後の神託なのかもしれない
真のMoiraからの神託は これだけかもしれない
きっと母なるものは万物を縦糸に運ぶ時
我々の耳元に、こう囁いているのだ


なんだろうか
ここには、神域を穢し続ける
愚かな我々人間を
見放すような冷たさではなく
縦糸の上に、我々が運ばれてきた
まさに、その時のような
母の「いってらっしゃい」という
見送りのような温もりがある

その先が破滅であろうとも

1:06~ 無音

この無音がたまらない
神域を穢し続けた果てに
神々は生きているのか、死んだのか
「わからない」という答えでありつつ




我々人間は、聴者は
鼓動(リスモス)と旋律(メロス)から
離れている

音楽という神の手を離れているんだ

Ah~


ここで!神話の人間の誕生と同じテーマが!!!!!
また、夜が明けていく、、、、、!!!!!!

なんてことだ、、、、、、
これは私の夜明けなんだ

「沈黙」という神々の問い、、、
いや、沈黙という信託 に対する
人間の、我々聴き手の回答が この夜明けなのか

どうであろうか
明日もまた、目を醒ます我々人間は
自らの手で朝を迎えることが出来るているのだろうか、、、、、、、

全体考察編

Moiraとは

Moira とは一体、何なのか。
まずは、Moiraっぽい記述を集計した。
(志田の曖昧な聴き取りによるものであるため、定かではない)

名称 記述 引用元
運命 「命を灯す横糸 其を統べる紡ぎ手
其の理を運命と呼ぶならば」
冥王、神の光
「訳モ 解ラズ 遣ッテ来テ 運命ニ弄バレ
貴方ハ 唯 逝ッタノダ」
冥王
「運命の贈り物 不条理詰めた 入れ子人形」 人生は入れ子人形
「運命が望むのは喜劇か悲劇か」 人生は入れ子人形
「運命は残酷だ されど彼女を恐れるな」 人生は入れ子人形、雷神域の英雄、死せる英雄達の戦い
「時を運ぶ縦糸 命を灯す横糸
其を統べる紡ぎ手 其の理を運命と呼ぶならば」
神話
「運命の歯車は再び 静かに廻り始める」 運命の双子
「運命にあらがう者と 運命を受け入れる者
運命を殺める者と 運命に捧げられる者」
運命の双子
「巡る巡る 季節は廻る 運命は双子を何処へ運び
今は見えざる歴史の果てに 舞い落ちるのは誰の光」
奴隷市場
「風の盾をも食い破り 流る星を背に 運命に牙を剥く」 雷神生域の英雄
「人は誰もが死すべき運命を背負い・・・
人は誰もが死すべき運命を呪い・・・」
死と嘆きと風の都
「運命の白き糸を人間は紡げない」 聖なる詩人の島
「天空を 大地を 海原を 人間を
己が運命を愛し 哀しみさえ糧に出来る 女に成りなさい」
聖なる詩人の島
「天の随に 咲ける星屑 運命に惑う一片 寄り添う双星」 遥か地平線の彼方へ
「運命よ お前の手には 白き糸 音に揺られ」 死せる者達の物語
「運命の随に 堕ちる 【乙女宮】」 星女神の巫女
「儘 運命に従うでしょう」 星女神の巫女
「運命は犠牲者を選び また屠るのだろう」 死せる乙女その手には水月
「あの日の少年 運命に翻弄され続けし者」 奴隷達の英雄
「人間は皆 運命の哀しい奴隷だというのに」 奴隷達の英雄
「運命に導かれ やがて二匹の獣は出逢うだろう」 奴隷達の英雄
「ささやかな希望さえ 運命は赦さなかった」 死せる英雄達の戦い
「戦うのだ 気まぐれな運命と 未来を取り戻す為」 死せる英雄達の戦い
「屠りあう英雄 死して冥友 去りゆく運命」 死せる英雄達の戦い
女神 「無慈悲ナ女神ガ統ベル コノ世界ニ
平等ナドナィノダト θ以外」
冥王
「女神が戦わぬ者に
微笑むことなど決して無いのだから」
人生は入れ子人形、雷神域の英雄
「女神よ 貴柱はどんな世界を織り上げるおつもりか」 神話
母上 「母上 貴柱ガ命ヲ運ビ続ケ
怯ェル 仔等ニ 痛ミヲ与ェ続ケルノナラバ」
冥王
母なる者 「原始 世界には唯混沌あり
軈て 万物の母なる者目醒め
母なる者 混沌より子を成さん
其は即ち 創世の三楽神である」
神話
「母なる者 自ら天空双神の眷属を生み
最後に【死すべき者】即ち人間を創った」
神話
「万物の創造主たる母なる者」 遥か地平線の彼方へ
残酷な神 「残酷な神が統べる 私が生まれた世界」 死せる乙女その手には水月
不明 「その真意はミラのみぞ知るってか?」 遥か地平線の彼方へ
「ミラよ これが貴柱が望んだ世界なのか」 神話の終焉
神の光 Moira 神の光

「万物の母たる創造主 運命の女神」表記の揺らぎから、Moiraっぽいものに迫る

このように、整理してみると、
歌詞カード上の表記は「運命」であるものが多いが、
「かみ」「さだめ」等、読み方に揺らぎがある。

最終的には、Revoも「万物の母たる創造主 運命の女神」と集約しているのだから、きっとどれも指しているものは一つの大きな概念なのだろう。(神話の終焉より)
これら「Moiraっぽいもの(Mぽ)」それぞれの言葉に、少しずつ異なるニュアンスが感じられ、時代を追うごとにその捉え方が移り変わっているように思える。

まず、冥王や神々に関するMぽの記述に着目してみると、母上、母なる者、女神 などの女性名詞を冠しているものが多い。これは、Mぽが混沌より冥王や神々を生み出したという意味の母(人間でいうところの生物学上の母、直系の母、ルーツ)であるからだろう。「運命」よりもより具体的で、ピンポイントな呼称である。

面白いのが、親の代の交わりにより
何を司る神なのか(運命?)が決定しており、Mぽの干渉を受けていないように見えるのである。ただひたすらに、朝神は朝神であり、夜女神は夜女神なのである。

つまり、もともとMぽは
縦糸に命を運んでくる だけで
生み出した創造主は
生まれた後には干渉していなかった。



やがて、神の眷属が生まれ、人間が繁栄すると、Mぽがが生み出した後こと(人間でいう人生)が時の縦糸上に溢れ、絡み、結び、相互に干渉し始める。するとただ創造主であった「Mぽ」は読み方多様化する。「運命」と「運命の紡ぎ手」が混同し、Mぽの概念は膨張していく。
その過程で、ただ創造主であったMぽは、いつのまにか選択や行いの度に観測し、干渉してくる存在、「個の中の神」になる。

やがて
①運命は決まっていて、変えることはできない という考え方
②Mぽの機嫌次第で運命は変わるからこそ、Mぽが微笑むような行いをすれば望む結果がえられるはず というのような考え方
③Mぽの機嫌次第で変わる運命なんてたまったもんじゃない、だからこそ抗うべきだ という考え方 など
それぞれの中に、それぞれのMぽが作られる。


一方で、遥か地平線の彼方へ内でミロスが創世記を暗誦する部分や、死せる英雄達の物語のレオンティウスの一節など、暗誦や叙事詩として歌い継がれたのであろう部分も女性名刺を冠している。なんだか「不滅となった詩」のようで浪漫がある。

神託

では、「創造主」から授かる神託は
まさに「生まれたれということそのもの」であって、
「個の中の神」から授かる神託は信念なのではないだろうか。

「神託を解釈しない」というのは個の中の神を人間には出来ないことであり、
「解釈しない」ことこそが、「神託を授かる」という事なのではないか。

「個の中の神」以外の神との繋がりのある者(神の眷属)しか信託や神の力は授からないのかもしれない。

冥王の力

では、Mぽは生み出した後の人生に関与してこないとすると
ミーシャは一体なんの力を得たのか。
志田はなんとなく冥王の力だと考えてみた。
冥王 では、冥府外を覗いているように思えた。冥王には死の外側を見る力があるのではないだろうか。
エレフの死相が見える力は紛れもない冥王の力であろうが、「死に至るまでの過程がわかる」とするとミーシャの力も似ている気がする。

時を運ぶ縦糸と命を灯す横糸で
機を織ってみようじゃあないの

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さて、縦糸が紡がれたらどうなるか。

縦糸の長さが伸びていくのではないかと
と志田は思っていた、、、、しかし
世界が織り上がらないのである。

つまり、一本の「時の縦糸」があり
過去から未来に向かって延伸していくことを「縦糸が紡がれる」とするならば、

そこに「命の横糸」が灯されて、世界が織り上がるとはどういうことなのか。

ドデカ歯ブラシが織り上がってしまった。
毛の長さも何を示しているか、よくわからない。

では、「縦糸は紡がれる」は
縦糸の延伸ではなく、
本数が増えていくとこととすると
どうだろうか。

そこへ、志田の暫定Moira ぽいものの概念を組み合わせてみる。

時の縦糸は無数に
限りなく細く、増え続けていて、
その縦糸上に運ばれてきた命が
時と共に流れていくことで、
命の横糸は灯されていく。

この繰り返しにより、
時×万物の世界は織り上がっていくのではないでしょうか。


時系列

これまでの感想文を踏まえつつ、一つの物語として纏めてみる。

原始

世界には、唯 混沌あり
(神話より)

「母なる者」

混沌から「母なる者」が目醒める
(神話より)

「創世の時代」のはじまり

「母なる者」が混沌から三楽神(長兄神、次兄神、末妹神)を生む
(志田解釈:神話0:54あたりの夜明けの描写)
(神話より)

「神話の時代」のはじまり

三楽神が交わり、神々がうまれる
長兄神×末妹神→朝神・夜女神
次兄神×末妹神→太陽神・月女神
(神話より)

冥王の誕生と冥府の開門

母なる者 或いは何かしらの神との間に(ギリシャ神話的には幽冥神と夜女神の間に)冥王様誕生。
(志田解釈:優秀な部下に恵まれど、暗いし、寒いし、外出られないし、哀れだし、無尽蔵に増えるし、そんなのが行き着く先は此処なのがもっとうんざりしている。何より孤独なのがいけない。「母なる者に愛されなかなった者≒死者」が辿り着くところが、自分の居る所なのも、「自分は愛されてません」って証明みたいで寂しいのだと思う。冥府の王であるのに、「愛してる」ばかりで、冥府の中のことを何も語らない。冥府内政はどうなってるんだ。これから冥府にくる生者ばかり覗いている。
光の中で温かい腕に抱かれたいのは誰よりも自分なのに、母なる者に愛されない自分を抱きしめるように、「母なる者に愛されなくなった者」を愛す。
冥王も神であるので、「ただ冥王」として生み出されたはず。であるならば「愛されざる者」として生み出されているのかもしれない。死者を受け入れ、自分が愛されないのだとしたら、、。そんな母なる者に刃を向けるため、器を探している。
冥王の能力は①「万物が死ぬまでの運命」が見える。(生まれる運命はわからない)②冥王自身は冥府から動けないが、死にかけた者(冥府に近づいた者)にその能力を付与できる。
①で覗いたのが冥王6:00〜 ミーシャの死ぬまでの運命かつ、エレフの半分が死ぬまでの運命。 (志田が思うに、ミーシャの走馬灯は運命の双子の冒頭なので、ここではない。)エレフの半分が死んだことにより、本格的に冥王の力を得たエレフがミーシャの亡骸を見て、死ぬまでの運命がどうであったか(ミーシャが再会を諦め、運命に抗わなかったこと=双子の絆が破綻していたこと、エレフの半殺し)を知ってしまい発狂する。
(冥王より)

神の眷属の誕生

神の眷属≓神の力を持っているが、不死ではない。死ぬ神。
(志田解釈:冥府が開門したことにより、「死」という概念が生まれる。
眷属は恐らく、神でもないし人間でもないが、限りなく神っぽいし、人間ぽい。人間超過、神未満。神×神→神or神の眷属、神×人間↛神の眷属?。人間×人間から神の眷属は生まれないし、神の眷属×神の眷属から人間は生まれない。)
朝神×夜女神→大地女神の眷属
太陽神×月女神→海原女神の眷属
母なる者→天空双神の眷属
(神話より)

人間の誕生

最後に、母なる者が死すべき者≓人間を創る(志田解釈:神話1:33あたりの夜明けの描写。
意外と人間は母なる者と近縁、、、というか直系なんですのね)
(神話より)

王国の興り

神の眷属を王として、王国が誕生
。人間による文明が開花する。
(志田解釈:六詩女神のソロ回しあたりの描写。それまでの「夜明けの描写」の繰り返しから、ぐっと色がついて文明開化のように、同時に様々なものが生まれ、多様性が深まり横に広がりを見せる。)
(神話より)












世界の王の神託

「雷を制すもの
世界を統べる王となる」

(雷神域の英雄より)

スコルピオス誕生

何世目かのアルカディア王と妾の間に、スコルピオスが誕生。
スコルピオスは雷神の力を持っていなかった。

(死せる者達の物語より)

レオンティウス誕生

王と雷神の眷属(ブロンディス)の血を引く母君(イサドラ)の間に、レオンティウス誕生。
レオンティウスが雷神の力を持って生まれたため、スコルピオスからレオンティウスに王位継承権が移る。
スコルピオスは、レオンティウスを目の敵にする。
ス:「あんな売女の!ブロンディスに連なる血がそれほど大事か!」
(志田解釈①:とてもちくちく言葉だけれど、神の眷属の血を引いていても、神の力を授からない事があるのかもしれない。母君は神の力を授かった子を得るために方法を尽くしたのかもしれませんね。ここでスコルピオスをひしと抱きしめましょう。
(志田解釈②:以後、レオンティウスに「貴様さえ生まれてこなければ」と執着するスコルピオス。王の神託を「雷神の眷属が世界の王になる」解釈するとスコルピオスは当てはまらないが、「雷神の眷属を倒した者が世界の王になる」と解釈すればスコルピオスにも世界の王になる運命があるようにも読める。
これには諸王も悩むわけです。)
(死せる者達の物語より)

件の神託

「太陽 闇 蝕まれし日 生まれ堕ちる者 破滅を紡ぐ」
日食の日に生まれた子が破滅へ導くらしいぞ。
(雷神域の英雄より)

アルカディアに女神が舞い降りる

どれの何の女神やねん
(神話→運命の双子より)

エレフセウスとアルテミシア誕生

王とイサドラの間に双子が誕生。
日食の日に生まれたことで、神託問題が発生。
双子、生命の危機が迫る。
機転を利かせた家臣ポリュデウケスは山奥に隠居することを決め、そこで双子を養育する。
(志田解釈:表では双子が亡くなったことにしたのかもしれませんね。)
(運命の双子、雷神域の英雄より)

オリオン誕生

オリオンも日食の日に生まれ、実の両親から離れて育った王子らしいという噂。
(志田解釈:おそらく、エレフの出自がオリオンのものとして流布した?

この噂を整理すると
A:日食の日に生まれる(同じ土地で部分日食なら2~5回/年、皆既日食は1回/数十年~数百年)
B:件の神託が影響する(他の王国の神託を採用したりしないはずなので、双子と比較的近縁)で高貴な身分(王子)である
C:弓の名手

さてここで
不用意に更なる物語的浪漫を深追いしてみよう!
忌み日=皆既日食の場合と仮定→あまり現実的ではない
「この日に生まれた子は縁起悪すぎて、生かしちゃおけない」とギリシャ人がビビり散らかす位の日食であったとするならば、それはきっと皆既日食なのではないか!という深追いをしてみる。
皆既日食は部分日食と違い、近い範囲で何度も観察できる現象ではない。そのため、同世代で皆既日食生まれとすれば、限りなくオリオンも同じ日に誕生している可能性が高い。高貴な者がそんな同日に生まれることなんてある????王位の継承問題が難しくなる、、、、
オリオンは双子と同日生まれの異母兄弟、あるいは三つ子、、、、

異母兄弟が同日に誕生するのも、三つ子も
あまり現実的ではないので
恐らく、忌み日は皆既日食ではない。

噂が正しいとすれば、双子かオリオンのどちらかが、あるいは双方が部分日食生まれ。

噂が正しくないとする方が自然かも知れない。


(死と嘆きと風の都、遥か地平線の彼方へより)

淡く美しき日々は過ぎていく

詩女神六柱によって奏でられる幼少期。
淡く、美しい過去。

エレフは自分を解き放つものを
ミーシャは自分を満たすものを

スコルピオスが隣国ラコニアを掌握

世界の王になるため、ラコニア軍を掌握
そのためか、レオンティウスと交戦していたラコニア軍が撤退。
風の都の東方からは異民族が攻めてきていたため、城壁を建設。

スコルピオスの襲撃

ポリュデウケスにアルカディア征服を持ちかけるも断られる

双子を逃し、隠居の身ポリュデウケスは斬り合いの果てに倒れる
(志田解釈:隠居していたといえ、突然切りかかってくるスコルピオスの一太刀を受けられるくらい近くに剣がある。子供達が楽しそうに戯れる傍らで、何かあれば守れるように肌身離さず剣を持っていたのかもしれません。)
(運命の双子より)

双子、奴隷として売られる

スコルピオスに捕えられた双子が奴隷商人に売られる
(志田解釈:双子が王の子であると知っていたら、野望の妨げになるとして生かしておかないはず。スコルピオスは双子は脅威にならないと判断し、捕えて売った方が金になると思ったのかもしれませんね。)

双子の別れ

荷馬車に詰め込まれ、奴隷市場へ運ばれる。

繋がれた鎖よりずっと強く結ばれていたはずの二人が、別々に買われていく。
(奴隷市場)

エレフは都へ建設に

エレフは買われた先で、風の都の城壁建設に従事。オリオンと出会う。
暴力と激ハードワークに朦朧とした日々を送り、生死を彷徨う。エレフが冥王に接近、冥王は「死ぬまでの運命が見える能力」を「死相が見える」形で付与する。アジャラカモクレン、テケレッツのパー。

変態神官にも目をつけられる。
(死と嘆きと風の都より)

ミーシャは都で春売りに

時を同じく、ミーシャは高級遊女見習いになる。
両親から受けた愛情と違う形の愛を初めて目にする。愛に一番近くて、一番遠い。

変態神官に目をつけられる。
(死と嘆きと風の都より)

双子の再会

ミーシャを襲う変態神官を、エレフが刺す。
双子は再会を果たし、オリオンと共に風の都からの逃走を図る。

再びの離別

追手から逃れるため、舟で海へと漕ぎ出した三人。
神官を刺したことが、神域を穢したとみなされ、怒った風神は雨女神と交わり、嵐女神(シエラ)となる。
舟は遭難し、三人は離ればなれとなる。

ミーシャが流れ着いたレスボス島での日々

レスボス島に流れ着いたミーシャは大きな哀しみの最中に。
詩人の教えに従い、自分を満たす術を学ぶ。
(志田解釈:遭難によって生死を彷徨い、ミーシャも冥王に接近。冥王の「死ぬまでの運命が見える」能力が「星を読む」という形で付与される。
自身が兄と再会できずに死ぬ運命にあることを知り、深い哀しみに暮れる。そのため、聖なる詩人の島の前半は遭難から生還したにも関わらず、とても哀しい詩を紡ぐ。後半は受け入れへの過程。)
(聖なる詩人の島より)

エレフはミロスに弟子入りし、ミーシャを探して旅する

エレフも此処で死ぬ運命ではないので生還しており、ミロスの弟子となる。
妹を探す旅の途中で故郷アルカディアを訪れ、両親の死を知る。
ミロスとは別れるも、助言に従いレスボス島を目指す。
(遥か地平線の彼方へより)

エレフ、自分に死相が見える

「旅人よ お前の背には黒き闇、死が纏う」
(死せる者達の物語)

レオンティウス率いるアルカディア軍が女王アレキサンドラ率いる女傑部隊と交戦

レオンティウスがとどめを刺さなかったことが気に入ったか、逆鱗に触れたか、覚えておくように言われる。

戦乱の時代へ

ミロスが詩ったエレフの物語が、叙事詩「エレフセイア」と繋がる。

ミーシャ、星女神殿で巫女になる

星を読む能力がかわれ、巫女になる。
①御子が星屑の矢で誰かを射る→レオンティウスが嘆く
②双子の運命が揺れている
③ミーシャ自身は死んでしまう
(星女神の巫女より)

星女神殿にスコルピオスが襲撃

スコルピオスがミーシャを拐い、水神の生贄として切り捨てる。(志田解釈:ラコニア(水神眷属の王国)の軍は掌握したが、水神の眷属ではないため王になれなかったスコルピオス。生贄を捧げることで何が得られるかわからないが、レオンティウスと対抗する力を得るために、水神ヒュドラへの供物として生贄にする。ミーシャの死とともにエレフの半分が死んだことにより、エレフの死を見る力がさらに強まる。)
(死せる乙女その手には水月より)

エレフが星女神殿に辿り着くも、間に合わず

エレフが水面に浮く妹の亡骸を発見し、発狂する。
(志田解釈:強くなった能力で妹の亡骸を見て、妹がどのような運命を辿り死んだのか(妹は自分との再会を諦め、死ぬ運命を受け入れていたこと=双子の絆の破綻)が分かってしまい発狂する。
斬り捨てられ、海に落ちたミーシャは、耳に寄せるその水音に幼き日々(運命の双子冒頭:悲しく冷たい夜の旋律に、水月に手を伸ばした幼き日々の回想)を思い起こす。)
(死せる乙女その手には水月より)

最期のお別れ

器として完成に近づき、死者と言葉を交わす。
運命に抗ってきたはずのエレフも、ミーシャのお別れは受け入れざるを得ない。

(死せる乙女その手には水月より)

エレフの半身が冥王のものに

(志田解釈:ミーシャが冥王のものとなり、失ったエレフの半身も冥王のものとなる。)

エレフが冥界の剣を手にする

冥王の器にさらに近づいたエレフは冥界の剣を手に、復讐へと疾る。
冥王の言葉が聞こえるようになる。

解放した奴隷を率いて蜂起

各地の奴隷を率いて、異民族が統べる鉄器の国(バルバロイ)へ奔る。アメティストスと名乗る。
(奴隷達の英雄より)

英雄達の死

傀儡の王(スコルピオスに掌握されたラコニアの王?)がオリオンに殺される。
オリオンはスコルピオスに殺される。
スコルピオスはレオンティウスに殺される。
英雄達はRevoにナレーションで殺される。
(奴隷達の英雄より)

アメティストスが風の都を落とす

アメティストスは風神(アネモス)の眷属(イーリオス)を倒し、風の都は陥落。
(死せる英雄達の戦いより)

レオンティウス、風の都へ

多方から攻め入られた上に、風の都の陥落により、レオンティウスは兵を分散。
レグルスは東夷(バルバロイ:アメティストスが掌握済み?)に、ゾスマはアマゾンに派遣。
カストルを連れ、風の都に向かう。
(死せる英雄達の戦い)

アメティストスとレオンティウスの邂逅

アメティストス率いる奴隷部隊と、レオンティウス率いるアルカディア軍が交戦する。
(奴隷達の英雄より)

レオンティウス、母、アレキサンドラが死す

アメティストスと斬撃にレオンティウスが雷槍を取り落とす。
アメティストスが雷槍を拾い、レオンティウスに放つ。アメティストスも雷神の血を引く者なので、雷神の力が発動。兄弟同士の殺し合いを止めに入った母(イサドラ)諸共、レオンティウスを貫く。
アレキサンドラはなぜか死す。

母を殺めたことにより冥王の器が完成する

母を殺める夜、冥王が迎えに来る。
(志田解釈:生まれてきたルーツを自らの手で殺めること(≒残った半身の雷神の繋がりを断つこと)で冥王の器が完成する。)

(冥王、神話の終焉より)

冥府の扉が開かれ、運命へ刃を向ける

ある男により冥府の扉が開かれる。(志田解釈:それまでは死んだ者が冥府へ入るためにしか開かなかった扉が器により、冥府の内側から開かれる。冥王は器を用いて冥府から出る術を得て、運命に刃を向ける。
「なぜ我を生んだのか、愛してはくれないのか」と)
(神話の終焉)

死人戦争の始まり、暗黒の時代の到来

死人戦争とは、、、、謎
(志田解釈①:冥府の扉が内側から開いたことにより、死人が冥府から出られるようになった。その死人対生者の戦争が始まる。
志田解釈②:運命(≒母なる者?)は万物を生みながら、見捨てて愛さない。そのため、愛されようする生者対生者で戦争が起こる(便宜上の生者戦争)。
冥府から出られるようになった冥王?もしくは、双子を特別愛してしまった冥王(≒運命から解き放たれた≒母から愛される冥王≠冥王)は死者を見捨てて、愛さなくなる。愛されなくなった死者は、冥王に愛されようと死者対死者の戦争が起こる。)
(神話の終焉)












ズボリンスキー物語

貧乏だったズボリが、母の形見の叙事詩を胸に紆余曲折。
資金を経て、遺跡発掘に投資。
(人生は入れ子人形より)

遺跡の発見

ズボリにより砂の中に眠っていた遺跡が蘇る。
以降は考古学的研究の進展とともに、創世→神話→人間と時代の夜明けを繰り返しながら、聴き手を幻想古代ギリシャへ誘う。
(志田解釈: 神話0:00〜0:58「第一の夜明け」)
(人生は入れ子人形→神話より)

遺跡の興りと復元

遺跡から創世記の記述が復元し、眠っていた神話が蘇る。
死すべき者として人間が誕生。
(志田解釈:神話0:57〜2:06 第二の夜明け)
(神話より)

文明の復元

ズボ軸で研究が進み、神話から信仰が判明。当時の人間の営みが蘇る。
(志田解釈:神話2:13〜3:00 第三の夜明け)
(神話より)

文明の開花

(志田解釈:神話 女神のソロ〜ラスト)
(神話より)

幻想古代ギリシャに到着

ズボリ軸の研究と聴き手が古代幻想ギリシャに到着。
時代は双子の物語へと進む。
(志田解釈:神話 女神のソロ〜ラスト)
(神話より)

ズボリ夫妻に双子ができる

なぜか名前は既に決めてある。
(神話の終焉より)

冥府の開門

ズボリ夫妻の双子誕生とともに、冥府の扉が開かれる。
(神話の終焉、終盤の冥府入店のテーマより)









神々の沈黙、第四の夜明け

愛を求め、争い続けたる人間。
神々の神域を穢し続け、畏れを忘れた人間はやがて神々を殺すだろう。
「それでも征きなさい」と進んだ先に
(エレフが母を殺めたときのように)神々との縁は切れ、神託は授からない神々の沈黙(神の光1:06~)が訪れる。

神々の沈黙は何を問うているのだろうか。
その回答として、我々の第四の夜が明ける(神の光1:11~)。
(神の光より)

謝辞

いつも志田の感想文をご笑読いただき、ありがとうございます。

今まで旅してきたオムニバス形式と違う群像劇を見ることができ、
何にも代えがたい驚きと満足感を得られました。
何より、美しいく整った旋律と叙情的な詩の数々。
好きにならない理由がございません。

是非皆様の、Moiraのご感想やご考察をおきかせください。

また、偉大なる音楽家に出会えたこのMoira来る!に心から感謝を。

ちなみに、志田はこれからサンリオRevoの波に乗ります。
冥府の扉を叩くを覚悟しています。
志田にとって、Revo×かわいい は至極危険な組み合わせであり
サンポールとワイドハイターを混ぜるようなものだからです。

一体、私と誰が犠牲になり、どのような鎮魂歌が捧げられるのか。
鬼畜音楽家がみんななかよく出来るのか。

それはMoiraのみぞ知る。


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